
僕が一度もらったけど、ライブハウスに返したグレコEG-700です。たしか、gibsonのSG(with P-90)をお店に置きっぱなしにしておいたら、倒されてネックが折れた事がありました。
そもそも置きっぱなしにするのが悪いのですが、優しいマスターがお店にあったギターをくれたのでした。しかし、もらっても、ほとんど使わなかったので、お店にお返しした、といういきさつです。

このギター、ロゴの「r」の文字が「n」に見える、いわゆる「グネロゴ(グネコ)」と呼ばれるタイプです。これは1975年頃から1980年代初頭にかけて使われていたもので、ジャパン・ヴィンテージの象徴的なデザインです。この個体は1970年代後半(1977年〜1979年頃)の富士弦楽器(現フジゲン)製である可能性が極めて高いです。
1970年代後半のフジゲン製らしい、しっかりとしたマホガニーバックにセットネック構造。指板のローズウッドも今のものより密度が高い気がします。当時の国産レスポール・モデルの多くは、強度と立ち上がりの良さを重視してメイプル・ネックを採用していました。音はまさに重厚。ボディが詰まったソリッド構造で、ネックとボディがしっかり接着されています。これにより、弦の振動がボディ全体に伝わり、マホガニー特有の粘りのあるサスティーンは無限に伸びます。
こんな材を使ったギター、今作るのはなかなか難しいのではないでしょうか。あったら、すごい値段になりそうです。・・・ですが、残念ながら僕にはちょっと合いませんでした。
僕の感覚でいうと、このギターはロックのリフとかソロにはとても向いていると思うのですが、生音をバッキングで使ったときに音が硬く、太いので、ちょっと扱いづらいのです。エフェクターをあまり使わないので、その辺をごまかしにくかった・・・というのもあるかもしれません。すこし、使い手を選ぶギターだと言えそうです。
あと・・・・重い!この当時のギター全般に言えたと思うのですが、ストラトですら結構重いのがありました。このレスポールに至っては、もはや石か!?と思うほどです。
とはいえ、ギターを弾く人としては、ストラトとレスポールは、一度は所持してみたいギターですよね。今ではすごい材を使ったギターが、バーゲン価格で手に入ります。
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