
フェンダージャパン E-シリアルはどんなギター?
フェンダージャパンのE-シリアルは、国内、海外問わず高い評価を得ており、内外のコレクターが強い思いで求めているギターです。いったいどんなギターだったのでしょう。
富士弦楽器製造(現:フジゲン / Fujigen) 製造時期: およそ 1984年〜1987年頃
Eシリアルが特別な理由は、当時のフェンダー社の「危機的状況」と「日本の技術力」がリンクしているからです。
- 本家アメリカ工場の閉鎖 1985年、フェンダー社は親会社のCBSから売却されます。その際、アメリカの工場が一時的に使えなくなり、なんと世界中のフェンダーギターを日本(フジゲン)だけで作っていた時期がありました。
- 伝説の「逆転現象」 当時、アメリカから視察に来たフェンダーのスタッフが、フジゲンで作られたギターの精度の高さを見て「自分たちがアメリカで作っていたものより良いじゃないか…」と驚愕し、涙ぐんだという逸話が残っています。
- 「Eシリアル」の価値 特にEシリアルのストラトやテレキャスターは、木材の質が良く、作りが非常に丁寧です。そのため、現在では「下手な現行のアメリカ製よりも鳴りが良い」と評価するファンが世界中にいます。
写真はぼくが手放してしまったギターですが、フェンダー Japan ストラトキャスター Eシリアルです。このギターは製品はE9~のシリアルでした。 Eシリアルは1984年頃(米フェンダーが工場を売却して生産が止まった時期)から始まりますが、E9番台は1980年代の最後を締めくくる、非常に安定した時期のモデルだったそうです。30数年前に秋葉原のイケベ楽器で購入しました。Fenderの日本製が出ているのを知り、驚いてすぐに買った記憶があります。
なにぶん昔のことなので、モデル名もわかりません。(高価なモデルではなかったと思います)このギターはライブハウスに預けっぱなしの時間も長かったため使う機会も多かったです。
バスウッドボディで、ピックアップの出力は弱めでした(もしかすると衰弱したのかも)。クランチが少し暴れてヴィンテージ感のあるいい感じの音でした。ネックは何十年も少しも動きませんでした。

指板の塗装は、最初は少しペーパーをかけた程度だったのですが、だんだん剥がれが大きくなってしまいました。 塗装は削れるというよりは塗装が割れて落ちている感じでした。手あかが染み込んでますね・・・

今思えば、共に長い時間を歩んできたギターです。このギターと共にいろいろな人たちと交わり、別れもあり、出会いもありました・・・いろいろ思い出したら少し感傷的になってしまいました(笑)
実はわりと最近、フェンダー・メキシコのストラトキャスターを手に入れ、それがとても良かったものですから、コイツはほとんど出番がなくなってしまいました。
その後病気をして、懐が厳しくなってしまい手放しました。このギターはフジゲン製のEシリアルだったので、オークションでは買った時の2~3倍の値段で売れました。・・・お金がないのは嫌ですね(苦笑)。
だがしかし、お金はなくとも楽しい音楽ライフを送るのだ~~!


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